2015年の神戸ルミナリエ
テーマ:「心の中の神戸」
開催期間:2015年12月4日(金)~13日(日) 10日間
入場者数:326万人
電球の数:約30万個
2015年の神戸ルミナリエでは、開催以来はじめてすべての電球がLEDに変えられました。東日本大震災が発生した2011年以降、省エネと経費削減の観点から、作品の一部にLEDを使用してきましたが、すべての電球にLEDが使われたのは、2015年の作品が初めてです。
この年から、経費節減を理由に、作品の構成も変更され、規模が縮小されましたが、電球の数は前年までの1.5倍の30万個に増やされました。それにより、規模が縮小されたにもかかわらず、華やかさはより一層増しました。
この年のルミナリエでの一番の変更点は、ルミナリエの入り口となる「フロントーネ」の部分で、これまでのルミナリエ通りは入口の作品「フロントーネ」とその後ろに続くアーチ「ガレリア」という構成でしたが、この年は屋根付きの回廊「ガレリアコペルタ」を公開しました。「ガレリアコペルタ」は、入口のフロントーネから約16mの間、左右に壁と、高さ15mの位置に天井が作られ、「光のトンネル」を演出しています。
また、東遊園地の南にある「噴水広場」では、「踊る!KOBE光のファウンテン 光と食と泉の回廊」も公開されました。「踊る!KOBE光のファウンテン」もルミナリエ史上初の企画で、噴水広場に設置されたルミナリエの作品が、音楽に合わせた光のショーを演出しました。
旧居留地・三井住友銀行前 フロントーネ~ガレリア
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フロントーネ・ガレリアコペルタ
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フロントーネ・ガレリアコペルタ
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ガレリアコペルタ
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ガレリア
屋根付きの回廊「ガレリアコペルタ」
これまでのルミナリエ通りは入口の作品「フロントーネ」とその後ろに続くアーチ「ガレリア」という構成でしたが、2015年に初登場した「ガレリアコペルタ」は、入口のフロントーネから約16mの間、左右に壁と、高さ15mの位置に天井が作られ、「光のトンネル」を演出しています。トンネルの中では前方を含む4方向が光に囲まれ、これまでにない迫力を感じることができます。
東遊園地のスパリエーラ
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スパリエーラ
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スパリエーラ
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スパリエーラ
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スパリエーラ
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スパリエーラ
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スパリエーラ
1.17希望の灯りと噴水広場の 「踊る!KOBE光のファウンテン」
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1.17希望の灯り
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踊る!KOBE光のファウンテン
踊る!KOBE光のファウンテン
「踊る!KOBE光のファウンテン」は、東遊園地「噴水広場」特設会場で開催された神戸ルミナリエ協賛事業の一つで、2015年にはじめて企画されました。
これまでも、「噴水広場」では、ルミナリエのイルミネーションが展示されたり、ボランティアや有志によりコンサートやイベントが開催されていましたが、2015年は神戸市が企画、運営する形で開催されました。
「踊る!KOBE光のファウンテン」では、噴水を取り囲むように作られた、直径25m、高さ9mのルミナリエのイルミネーションが、音楽に合わせてダンスを踊るように点滅する光のショーを行いました。
イベント会場では、協賛企業のブース出店による「至極のグルメ饗宴」と、JAZZバンド発祥地神戸で毎年開催される「神戸新開地JAZZボーカルクイーンコンテスト」のクイーン達によるJAZZ LIVEや、フルート奏者によるミニコンサートも行われました。
Jazz Vocal Queen Live 優勝者のライブステージ
出演者
- 溝口 恵美子 (第3代クイーン)
- 石田 裕子 (第13代クイーン)
- 小橋 知枝 (第9代クイーン)
- ジャネット (初代クイーン)
- 山添 ゆか (第16代クイーン)
- 宮藤 晃妃 (第14代クイーン)
- 杉山 千絵 (第4代クイーン)
- 高橋 リエ (第15代クイーン)
※出演順
フルートのライブステージ
出演グループ
- フルートアンサンブルSAKURAジェンヌ
- 宝塚笛の会 Violette Lien
- millefeuille
- Ensemble Fleur
※出演順
協賛企業
会場では、協賛企業が出店する「至極のグルメ饗宴」が開催され、神戸ゆかりのグルメが振る舞われました。
協賛:エム・シーシー食品株式会社/剣菱酒造株式会社/株式会社神戸ポートピアホテル/株式会社シュゼット/シンエーフーヅ株式会社/株式会社新保哲也アトリエ/東洋ナッツ食品株式会社/株式会社老祥記/株式会社ロック・フィールド/六甲バター株式会社/UCC上島珈琲株式会社 (五十音順)
後援
神戸市/一般財団法人神戸国際観光コンベンション協会/神戸商工会議所/一般社団法人神戸青年会議所/神戸新聞社/サンテレビ/ラジオ関西
心の中の神戸(NEL CUORE KOBE)
作者からのメッセージ
歳月かけて築き上げた歴史と文化の都市神戸に対しても、自然は 容赦なく神戸に受難をもたらしました。
それでも神戸は、人々の勇気と団結力、そして人々の神戸への熱い思いによって再建を果たしました。
市民一人一人そして国中の人の心の中にある神戸への思いが、神戸を再び美しい文化都市へと再生させたのです。
神戸は、歴史ある文化都市そして輝かしい復興の地として、多くの人々の心の中に刻まれています。
これからも希望と再生の象徴として、夢と文化の灯台として、 私たちの心の中で神戸は輝き続けます。
ダニエル・モンテベルデ
神戸ルミナリエ公式サイトより引用
神戸ルミナリエ
神戸ルミナリエの一部作品が強風で倒壊
12月4日に開幕した2015年の神戸ルミナリエですが、11日午前5時30分頃、噴水広場に設置されたルミナリエの作品「踊る!KOBE光のファウンテン」が倒壊する事故がありました。
当時は、悪天候で強風が吹いていました。ルミナリエの作品は、風速20mに耐えられる設計でしたが、午前5時43分に最大瞬間風速26.7m記録したそうです。
ルミナリエ組織委員会は、午前中に同遊園地北側や旧居留地など全作品の安全点検を実施し、13日の閉幕までは、倒壊した噴水広場の「踊る!KOBE光のファウンテン」以外の作品を点灯させて開催を続けました。